漢方薬の食べ合わせと飲み合わせ
  1. 耳鳴りの漢方を服用中に気をつけたい飲み合わせや食べ合わせ

漢方薬を服用している時の気をつけたい食べ合わせや飲み合わせ

耳鳴りの漢方薬と一緒に摂りたい食べ合わせ

耳鳴りの漢方薬と一緒に摂りたい食べ合わせ

耳鳴りが起きている時というのは、全体的に体の免疫力が落ちている時が多いようです。血行を促進し、体を温めて代謝が良くなる食事をすることで、耳鳴りを改善していきましょう。漢方学的に体を冷やす食べ物はNG。冷やす食べ物を摂取する時には、一緒に体を温める食べ物を摂ってバランスを取ることが大事です。

また免疫力を上げる栄養素としては、ビタミンA(緑黄色野菜)、ビタミンB6(納豆やレバーなど)、ビタミンC(レモンやキャベツなど)、ビタミンE(ナッツ類)、β-グルカン(キノコ類)、フコイダン(海藻類)、アリシン(ニラやにんにくなど)、乳酸菌(ヨーグルトなど)などがあります。これらの中から少なくとも2つ以上を組み合わせて食事をすることで、免疫力を上げていくことが出来ます。

耳鳴りの漢方薬を服用する上で気をつけたい薬の飲み合わせ

耳鳴りの漢方薬を服用する上で気をつけたい薬の飲み合わせ

基本的にほとんどの漢方薬は西洋薬との併用が可能です。ただし、西洋薬の方は他の薬と併用することで弊害をもたらす場合があります。特に利尿剤や気管支拡張剤、鎮痛解熱剤などは注意が必要です。漢方薬同士の複数摂取に限らず西洋薬との飲み合わせは必ず医師に確認してからにしましょう。自己判断で勝手に服用することは大変危険です。

①甘草とグリチルリチン酸製剤

甘草は漢方薬の7割程度に配合されている、処方の構成上必要不可欠な生薬です。グリチルリチン酸製剤にはそもそも甘草から抽出された製剤のため、飲み合わせると甘草の過剰摂取となります。

②麻黄剤と喘息治療薬、狭心症などの循環器系疾患の薬

麻黄にはもともと気管支を拡張する作用があり、喘息治療薬と効能が被り過剰摂取になります。また狭心症など心臓系の症状によって循環器系の薬を飲んでいる場合は、麻黄の交感神経を興奮させる作用によって動悸・血圧上昇などの副作用が出る場合があります。

③漢方薬と下剤

多くの生薬には便通を良くする作用があり、下剤と併用することで過剰摂取となります。

もし、飲んでしまった場合は?

もしもうっかりして薬を飲み合わせてしまった場合はどのように対処したらよいのでしょうか。

まずは、その薬の服用を一度止めましょう。普段と何か違うものを感じたら、それは副作用の発露かもしれません。服用を停止した後、かかりつけの医師や処方された薬局の薬剤師に相談しましょう。その際、お薬手帳と実際に服用した薬を持っていくと間違いがなくていいですね。基本的に表れた副作用が薬の飲み合わせによるものであれば、その薬の服用を止めれば徐々に治まっていきます。

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